早見慶子の十条日記 » 2010» 7月

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なんとも言えないイベントだった。それは成功したか、どうかでは語りつくせない何かを感じた。


たぶん終わった後の印象度の強さでは今回が最高だろう。
私の心に一番やきついたのは、会場の人たちのやりとりであった。
そもそも「革命論」を聞きに来る人たちはどういう人たちなのだろうか?

何か考え、社会に不満を感じるからこそ、きっと足を運んだのに違いない。

会場に登場した最初から、ロフトの児玉さんにいろいろ抗議をしている若者がいた。

私はよくわからなかったけれど、「こんなイベント中断させろ。ロフトが管理する責任がある」というような趣旨のことを言っていたので、とりあえず、その場に割って入った。

朧塚さんは歌を歌う予定だったけれど、中断してしまったようだ。

何かが起こりそうな幕開けだった。


そしてその「何か」は起こった。
乱入し、イベントへの不満を語る若者と、その無礼な態度を批判する若者たち。

会場は騒然となり、怒号が飛び交う。
私は、会場の人たちの勇気に感動した。あのような雰囲気で、言葉を投げかけるのは勇敢でなければできない。けれど、あの若者も勇気をもって乱入したのだろう。
主催の朧塚さん、TTさんもきちんとマイクで冷静に話しかけていたから、なんと立派な対応だろうと思って見ていた。


それに質問をしてくれた女性。「人とうまくやっていけないときに、相手を受け入れようと努力して、自分が何かわからなくなった」と語ってくれた。女性社会ではいつも絶対折れない人が少なからずいる。

私は責任者をしていたとき、Aさん、Bさんの対立に介入しなくてはならなくなったことがある。

こちらからみるとどちらも一理あるのだけれど、お互いに相手の悪い部分を許すことができない状況だ。

私は自分が人を赦せるかではなく、他人が人を赦すように対応することが課せられたわけだ。

ずっとこの状況が続いたとき、職員から嫌われてしまったヒステリックなAさんがやめることで職場に平安が訪れた。


人が人を受け入れるということは難しい。そんな大きな問題点をつつくような質問だったので、とても感激した。若いのにしっかりとした内容だったので、もっと話をしたかった。
いろんな人と出会えて私はすごく楽しかった。
次の日が仕事なのに、朝までずっと話しこんでしまった。
千坂さんはずっと話し続けていたのに、休むふうでもない。
頭の回転がずっと続けられるのが不思議だった。

ロフトのみなさん、千坂さん、主催者、会場の人たちありがとう。


『革命論』哲学・政治・アートから見る革命
 
閉塞的な現代社会。哲学・政治・アートから、
広い意味での革命を模索する。ニヒリズムから実存主義へ、生き辛さから革命へ。
現代という時代の突破口無き時代をいかに生きていくのか、
君もあなたも議論に参加して、革命的なトークライブにしようではないか。 

【一部】 追悼の政治 ネットで注目の若手騎手・朧塚がインタビュアーとなり、政治の矛盾をえぐり出していく。今の色あせた文壇に対しても若者の鋭い視点が、容赦なく突っ込む。さあ、政治の葬送が始まる。
【二部】 近代を超克する革命 おもしろい漫談なのに過激なことを語る千坂恭二。今回は充分な時間をとり、中途半端な改良主義にメスを入れる政治の解剖が始まる。【三部】 オウムとテロリズム過激派からオウムを体験した早見慶子。若者は何を求めて仕事を捨て、出家をしたのか? 諸要求に終わるだけの今の運動とは違った視点で革命を見つめる。【四部】 政治語で語らない革命もはや主役は壇上の人間ではない。会場にいるパワフルな情熱こそ日本を変えていくのだ。多数準備したマイクの力で、ロフトの会場を主役にしていく。君もその一人だ。 


出演者


早見慶子 (「I LOVE過激派」著者 元「戦旗•共産同」メンバー」)
千坂恭二 (評論家 思想家 アナーキスト)朧塚   (インタビュアー・独立型イデオローグ  実存主義者)  

日時 2010年7月15日(木)場所 阿佐ヶ谷ロフト 

OPEN18:30 / START19:30
予約¥1,000 / 当日¥1,500(ともに飲食代別)

予約:ロフトAウェブ予約
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=409
・ロフトA電話予約 03-5929-344517:0024:00)にて受付中!