鈴木邦男さんから送られた「失敗の愛国心」を読んだ。それにしても鈴木さんってすごいペースで本を出版している。
本を読むのも書くのも早いんだろうな。
この本は彼の子ども時代の純粋な気持ちが綴られている。山口二矢少年が社会党委員長・浅沼稲次郎を暗殺した。
同じ17歳だったので、とてもショックを受けたようだ。私はもっと小さかったので、意味がわからなかった記憶がある。
山口二矢は愛国党だった。だから鈴木邦男さんも愛国党に入った。山口二矢は自殺した。その人生に共鳴する若い時代の情熱。多感な若者だったに違いない。
たぶんそのことを知ったせいだろう。教師が赤尾の豆単を燃やした。学習するための単語だ。そんなことを今の教師だったらするはずがない。 腹を立てた鈴木邦男さんは教師を殴った。当然だ。先制攻撃したのは先生なんだから。このことで鈴木さんは1年遅く卒業する。あの時代の1年って大きい。かなり厳しい措置だった。その怒りを正当な方向で炸裂させる。 若い時代の純粋な気持ちが、大人になって成熟した中に見え隠れする鈴木邦男さん。だから、情熱を持った若者の人生を大切にしてきている。彼の波乱に富んだ人生は失敗ではない。本人自身は常識的な道を歩まなかったことを謙虚にそう語るのだが。 とても多くの若者に信頼されている。それは鈴木邦男さんの純粋さが今でも十分に通じることの証である。 これからも純粋な気持ちで、ステキな本を書いていってほしいと思う。





