この日は女たちで語るイベントだったけれど、知らない人が多く、ちょっぴり緊張していた。観客は右翼の人たちがいっぱい来ている。それ以外はノンセクト、イリオスの仲間、ロフトファンなどいろいろだ。もしかして早見ファンもいたかも。ワ~イ。本に出てくる岩崎君もいる。もちろん左翼なんてほとんどいない。どういうわけか、左翼は右翼のいるところに出向かない。かつて全共闘時代の人たちは、右翼に襲撃されたりした過去があるせいかもしれない。
中川文人さんはまん前の席で、右翼に囲まれている。大丈夫か?浮き上がらないか?でも貫禄があって仲間のようにも見える。余計な心配はやめよう。彼は笑っているだけで、存在感がある。
私は以前なら、右翼の中に登場することに抵抗があっただろう。左翼に軽蔑されてしまうからだ。でも、そんな軽蔑なんてクソくらえだ。左翼の中に右翼は来ることができる。でも右翼の中に左翼が行けないのか?度胸がない。群れている。プライドが高い。アレ、いいとこないじゃないか。
今回の企画はとても魅力的だった。女たちばかりのパネラー。なかなか左翼で女ばかりのパネラーは難しい。たぶん男主義の左翼を断ち切って、ウーマンリブ運動が登場し、独自の運動をつくり上げていったからだろう。
女性にとっての国防は「家族」に行き着く。こういう意見にホッとさせられる。一番実感のある身近な集団、それが家族だ。残念ながら今は解体されているけれど。その一人が私だ。一人暮らし。だから家族を持たない。家族がいない分だけ自由に行動できる。だから社会運動ができるのかもしれない。
あいさつについても面白かった。右翼の女性が挨拶の大切さを語る。針谷さんに「どう思うか?」と聞かれる。「あいさつ」は人間としての当たり前の行為、職場でも、家族でもあいさつがしっかりしていれば、とても人間関係がうまくいく、と語る。
「左翼ってあいさつができてますか?」と聞かれる。う~ん、できていないよね。あいさつとは相手を尊重する行為だ。よく職場で人をイジメるとき、「おはよう」と言ってもムシする。そうすることで人が傷つくのを見て喜ぶ輩がいる。それもで「おはよう」と語り続ける人がいる。そういう人は立派だ。あいさつだけはしっかりできる人間になろうね。
さらに理想の男性について。二人の女性が三島由紀夫、一人がマッカーサー、私は雙田さんのように夢を追いかける男性と答えた。たぶん共通しているのは信念を持った人ということなのか。夢を持っている人は輝いている。そして夢を求めて傷ついてもいく。そんな中で自分を磨く、それが人間の生きる道だと思う。
ところがたぶんそういう男性はあまり自分のソバにいてくれない気がする。たいてい女性は男性がいたらいつも一緒にいたがる存在だ。子供ができれば子供と一緒にいる。子供がいなければ男性だ。買い物に一緒に行ったり、遊園地に一緒に行ったり、何でも人と一緒にやりたがる。そういう性向が強いのだと思う。たぶん一緒にいてくれる男性は家庭的な人で、そんなにチャレンジャーじゃないかもしれない。そんなことを考えると、同じ道を歩む人と同じ夢を持って生きることができれば、人生楽しいかもしれないなって思う。
今回のパネラーはみんな男性に対して協調的だったから温和な対談だったように思う。ウーマンリブの女性だったらもっと手厳しい反応だったに違いない。田嶋陽子さんや土井たか子さん、辻本清美さんとかだったら容赦ない攻撃があったんじゃないだろうか。そのほうがおもしろかったかも(笑)
でもたいてい左翼は論争している。いつも声を荒げてなじりあっている。それも昔の話で。塩見さんもよくまくしたてている。たぶんそういう時代だったんだと思うけれど。その小さな論争で勝つことが革命家として上であることになっていたらしい。いかにもインテリっぽい習慣だ。
今なら、論争に勝つ前に大衆が去っていく。音楽やお笑い芸でもしたほうが人がついてきてくれるんじゃないかと思う。私もよく姪とお笑いごっこをするけれど、とっても楽しい。オッパッピーの顔くらいつくれるけど、イメージダウンになるからみんなの前で披露するはやめとくけれど。
さて、今回針谷さんの司会はとてもバランス感覚があってよかったんじゃないかと思う。彼はいつも気遣いができるタイプなので、自然とそう振舞えるのだと思う。
観客の席から長谷川さんがいろんなこと語りかける。とても間合いがよく、漫才やっているような感じて楽しめた気がする。
私は知らないうちにウーロン杯を四杯も飲んでいて、最後ロレツが回らなくなってきた気がする。ちょっと反省だ。どういうわけか、毎回反省しているのに、お酒に酔っ払ってしまう悪癖はなかなか克服できない。人間の成長って時間がかかるね。
それと彩流社の春日さん、いつも重い本を運んで商売に来ていただき、ありがとうございます。あれから、事務所に戻るなんて大変だったと思います。プロ意識、立派です。
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Archive for 3月, 2008
2008/3/31 月曜日
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2008/3/17 月曜日
3月13日 太田龍と対談 初回
今日から、何回かに分けて太田龍さんと対談することになり、編集者の事務所に行った。
2008/3/12 水曜日
3月9日(日) 目黒秀春さんを偲ぶ会に参加
目黒さんとは見沢知廉氏を通じて知り合った関係だ。12年前の出会いだ。あの頃は見沢さんも元気があり、目黒さんも輝いていた時代だ。
2008/3/12 水曜日
3月7日 「愛国者の座標軸」を読んで
鈴木邦男さんが「愛国者の座標軸」を出版した。週刊読書人に書評を書くことになった。 |
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